日本では現在、出産したお母さんの10人に1人が「産後うつ」になるとされています。
国の調査では、出産から2週間後をピークに、産後1か月間にリスクが高まることもわかってきました。
産後うつは早期発見が重要となり、お産後は無理を“しない”“させない”ことがリスク回避となります。
2021年4月には母子健康法の一部が改訂され、国は産後ケア事業を推進させる動きになっています。
当院の産後ケア
当院では、お産後のお母さんの心身のケアと赤ちゃんのお世話の仕方など育児をサポートする産後ケアを行ってます。
お産後はゆっくりと休養をとりながら赤ちゃんとの生活をスタートすることが大切ですが、家族のサポートが得られず、育児と家事でからだを休められないお母さんも増えています。
赤ちゃんのお世話が慣れずうまくいかない、おっぱいが飲めているかわからない、もっと自分のからだを休めたいなど、育児でさまざまな悩みや不安を抱えるお母さんも多いと思います。
産後ケアは、宿泊型と日帰り型があり、助産師が話をお聞きしてお一人おひとりにあわせたケアプランを作成し、お産後のお母さんをケアしサポートいたします。
他院でご出産された方も、ぜひご利用ください。
産後ケアの内容
- ・お母さんの休息のお手伝い
- ・お母さんと赤ちゃんの健康チェック
- ・乳房ケアと授乳指導
- ・沐浴指導やオムツ交換
- ・育児の相談
利用対象者
利用形態
宿泊型
・1泊2日から(希望日数)
・入所10時30分~宿泊~退所10時00分
・料金 1日30,000円(非課税)※1泊2日は2日分の料金がかかります
日帰り型
・入所9時30分~10時00分
・退所16時00分
入退所の時間は変更が可能ですのでご相談ください。
※昼食・おやつあり
・料金 16,000円(非課税)
助成を受けて産後ケアを利用できる方
当院は、佐倉市・印西市・四街道市・八千代市・成田市・酒々井町から産後ケア事業の委託を受けています。
佐倉市、
印西市、
四街道市、
八千代市、
成田市、
酒々井町に住民票がある方は、申請により助成が受けられますので利用条件や利用期間、料金については各市にお尋ねください。
持ち物
- ・母子健康手帳
- ・健康保険証
- ・診察券
- ・下着
- ・ナプキン
- ・母乳パッド
- ・基礎化粧品類
- ・現在服用している薬と頓服薬(鎮痛薬など)
- ・季節に応じてソックスや羽織るもの
- ・パジャマ
- ・バスタオル
- ・フェイスタオル
- ・シャンプー&コンディショナー
- ・ボディーソープ
- ・歯ブラシ&歯磨き粉
- ・スリッパ
- ・ドライヤー
- ・冷蔵庫
- ・テレビ(無料)
- ・ポット
- ・ベビー服
- ・肌着
- ・オムツ
- ・おしり拭き
- ・ベビードライコットンシート(ガーゼハンカチの代わり)
- ・ミルク
- ・哺乳瓶
- ・円座
- ・授乳クッション

〒285-0837千葉県佐倉市王子台3-12-14